今回は、長期投資家へ向けた心得を紹介するね!
知っていると投資成績が変わるかも?
知りたい!
長期投資家の8つの心得
結論この8つです。
- 投資は自分自身との闘い
- 最強の長期投資テクニックは『何もしない』
- 投資目的は明確に
- 投資の世界に絶対はない
- 投資の話は自分からしない
- 人類は今後も発展していくと信じる
- 決めた資産配分を守る
- 合言葉は『長期』『分散』『低コスト』
順番に解説していきます。
その① 投資は自分自身との闘い
いきなり精神論かと思われるかもしれませんが、非常に重要です。
投資の世界は常に誘惑との闘いになります。
知り合いの投資爆益報告や株価暴落のニュースなど、様々なストレスや迷いと闘うことになります。
自分が調べて理解したうえで、投資した商品を信じましょう。
その② 最強の長期投資テクニックは『なにもしない』
様々な世間や周囲の雑音(ノイズ)に惑わされて、売ったり買ったりをすれば投資成績は下がりやすくなります。
15年以上の長期投資を前提としているなら、短期の上げ下げは、無視していいです。
相場がどうなるかはプロでも分かりません。
『敗者のゲーム』という書籍の中で、著者のチャールズ・エリス氏の格言で、『投資家は稲妻の輝く瞬間に市場にいなければならない』というものがあります。
出典:チャールズ・エリス氏著『敗者のゲーム』より
たった1ヶ月のベストタイミングを逃しただけで、リターンが11.4%から6.4%まで下がってしまいました。
このベストタイミングがいつ来るかを予想することは、とても難しいです。
長期投資家は、暴落した中でも市場から離れずに、その後の『稲妻が輝く瞬間』に居続けることが大事になります。
その③ 投資目的は明確に
長期投資をするということは、将来にお金を送っているということです。
本当に将来にお金を送ることが自分の目的なのか考えましょう。
目的なのであれば、将来いくら必要なのか明確にしておきましょう。
将来の生活も大事ですが、今の生活も大事です。
本当は今の生活を良くしたいのに、過度に投資に期待していませんか?
複利が効くには時間がかかります。
その④ 投資の世界に絶対はない
投資の世界に元本保証などありません。
毎年必ず+20%のリターンなどということもありません。
世界最高の投資家で神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏で、56年間の投資成績が年率20%です。
オルカンやS&P500は年率4~8%ほどと言われています。
元本保証や毎年+30%のリターンなどという投資商品は、詐欺の可能性が高いことを知っておいてください。
1年間だけであれば、オルカンやS&P500も+30%のリターンがでることもありますが、長期になると平均に落ち着きます。
長期投資のリターンの相場を覚えておいてください。
その⑤ 投資の話を自分からしない
残念ながら日本人で投資をしている人は、まだまだ少数派です。
周りの人からすれば、投資をして儲けている人は『楽をして稼いでいる人』のイメージが強いです。
(本当は毎日の相場の荒波にさらされて、多大なストレスの代償に得られるリターンなのですが・・・)
投資家が損をしたら『ほらやっぱり、投資なんてやるからだよ』と言われるのがオチです。
自分から話した場合、儲かっていても損をしていても良く思われません。
淡々と静かにやっていくのが吉です。
その⑥ 人類は今後も発展していくと信じる
投資をしたくない人の中には、将来世界は戦争などが起きて、経済は悪くなっているかもしれないと思っている人もいます。
その考え自体は間違えではありませんし、可能性もあります。
ただし、本当に世界が悪くなると信じているなら、極端かもしれませんが、今仕事を続けている場合ではありません。
戦争が起きれば、投資どころか現金も紙くずになるかもしれません。
自給自足の生活をして、核シェルターを準備するべきです。
「そこまで悪くはならないでしょ」と思われる方は、悪いことがあっても世界は良くなっていくと思っているということです。
みなさんが会社のために一生懸命働くことで、サービスや商品を得る消費者の生活は良くなっていきます。
人の欲望に底はありません。
今までよりも良い商品・サービスが次々に生まれていきます。
世界がより便利に発展していくことを信じましょう。
その⑦ 決めた資産配分を守る
リスク許容度から、自分が心穏に過ごせるリスク資産と無リスク資産の配分を決めたと思います。
決めた『ポートフォリオ』の中の『アセットアロケーション』を定期的に『リバランス』しましょう。
定期的なリバランスを怠ると、リスク資産に多く投資をしすぎていたなど、リスク許容度をオーバーしている可能性があります。
リスク資産に多くの資産を投資しすぎてバランスが崩れているときは、リスク資産の積立を停止して、無リスク資産の比率を高めるなど、その時々で対応を変えます。
『ポートフォリオとは』
金融業界では、金融資産(現金・株式・債券・不動産・コモディティなど)の組み合わせのことを言います。
『アセットアロケーションとは』
資産クラス(現金・株式・債券・不動産・コモディティ)にどのような比率で分配するかを決定することです。
『リバランスとは』
資産配分を、当初決めた比率に戻す手法です。
僕のおすすめポートフォリオは『現金+株式(投資信託)』だよ。
アセットアロケーションは、『5(現金):5(株式)』や『2(現金):8(株式)』など、リスク許容度に応じて決めるといいよ!
その⑧ 合言葉は『長期』『分散』『低コスト』
これは長期投資家の基本原則になります。
投資商品を選ぶ際は、この原則に照らし合わせて選びましょう。
まとめ
長期投資家の8つの心得を紹介しました。
知っていると投資の握力が高まり、市場の荒波に振り落とされにくくなります。
どんな時でも市場に居続けることが大切です。
記事を見て『投資をやってみよう!』と思った人は、まずは証券口座を開設しましょう。
カントクおすすめの証券口座は、SBI証券
です‼
今回はここまで!
一緒に『稲妻が輝く瞬間』を体験しましょう!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!