インデックスファンドの良さは分かったけど、どの指数に連動したものがおすすめなの?
僕のおすすめは、『全世界株式』に連動するものか、『米国株式』に連動するものかな!
全世界株式なら『MSCI ACWI』指数に連動するものか、米国株式なら『S&P500』指数に連動するものが良いと思うよ!
僕自身は、『MSCI ACWI』指数連動のインデックスファンドに投資しているよ!
MSCI ACWIとS&P500とは
MSCI ACWIとは
『モルガン・スタンレーキャピタル・インターナショナル社』が提供する『オールカントリーワールドインデックス』という指数です。
通称『オルカン』や『アクウィ』などと呼ばれたりします。
先進国23ヶ国(アメリカ,日本,イギリス,フランス,ドイツなど)と新興国24ヶ国(中国,インド,ブラジルなど)の大型及び中型株を含む約2,919銘柄で構成されています。
MSCI ACWI指数は、世界の株式市場の約85%をカバーしていて、世界の株式市場全体のパフォーマンスを測定するベンチマークとして広く使用されています。
国別の構成比率は、アメリカが約60%と最も多く、日本は約5%、イギリス約3.6%、フランス約3.6%、中国約3.5%などとなります。
先進国全体で約89%、新興国全体で約11%の構成比になっています。
投資先としては、誰もが知っている『マイクロソフト』『アップル』『グーグル』『メタ』『プラットフォームズ』や金融、ヘルスケア、サービスなど幅広いセクター(分野)に投資されていることが特徴です。
時価総額が大きい企業ほど構成比率が高くなる『時価総額加重平均型』という基準で算出されています。
MSCI ACWIの期待リターンは、長期(15年以上)で見ると年率約4〜7%程度とされています。
S&P500とは
『S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLC』が提供する『エスアンドピー500』という指数です。
ニューヨーク証券取引所などに上場する約500社の主要企業で構成されています。
S&P500指数は、米国株式市場の約80%をカバーしていて、米国市場全体のパフォーマンスを測定するベンチマークとして広く使用されています。
投資先としては、『マイクロソフト』『アップル』『グーグル』『メタ』『プラットフォームズ』や金融、ヘルスケア、サービス、など幅広いセクター(分野)に投資されています。
時価総額が大きい企業ほど構成比率が高くなる『時価総額加重平均型』という基準で算出されています。
S&P500の期待リターンは、長期(15年以上)で見ると年率約5〜8%程度とされています。
MSCI ACWIもS&P500も投資先が似ているよね?
あと、S&P500の方がリターンが良いのに、なぜカントクはMSCI ACWIに連動するインデックスファンドに投資しているの?
MSCI ACWIも約60%はアメリカの企業で構成されているから、投資先がほぼ同じになるんだ。
それだけ世界の中で、時価総額が大きい企業がアメリカに集結しているってことだね!
MSCI ACWIかS&P500のどちらが良いのかは、永遠のテーマになっているね。
確かに、S&P500の方が期待リターンは良い。
そして、アメリカの沢山の企業が世界で活躍していて、他の国が成長すれば自然にアメリカ経済が儲かる仕組みになっている。
だけど僕は、今後インドや日本、中国や他の国の企業が成長する可能性も期待したいからMSCI ACWIに連動するインデックスファンドを買っているんだ!
どちらが良いかは、好みだよ!
MSCI ACWIとS&P500の魅力
長期で保有するとリターンが安定する
米国は特に経済の研究がなされていて、S&P500は過去を振り返ると、長期(15年以上)保有すると100%損しないというデータがあります。
ウェルスナビより引用
もちろん過去は未来を保証しませんので、同様の結果になるかは分かりませんが、非常に優秀な指数であることが分かります。
MSCI ACWIも多くはアメリカの企業で構成されているため、同様の結果になると言われています。
長期的(15年以上)には市場は上昇する傾向が強いため、短期的な変動を相殺して全体としてプラスのリターンが得られる可能性が高くなります。
長期投資では、企業そのものの成長に伴う株価上昇と配当などの収益を再投資することで、『複利効果』でリターンが加速度的に増加する可能性が高いです。
投資したお金は、投資当初は含み益が少なく、短期では上下が激しい相場の波に巻き込まれて、マイナス(元本割れ)になる可能性も高いですが、長期になるにつれて、市場の成長や配当再投資により含み益が多くなり、-30%や-50%の暴落が来ても含み益は減ってもプラスになりやすいということです。
まとめ
①MSCI ACWI指数は、世界の株式市場の約85%をカバーしていて、株式市場全体のベンチマークとして使用されている。
②S&P500指数は、米国株式市場の約80%をカバーしていて米国株式市場全体のベンチマークとして使用されています。
③投資先は『時価総額加重平均』で算出された企業に投資を行っている。
④MSCI ACWIも約60%はアメリカ企業に投資をしており、投資先はS&P500とほぼ同じ。
⑤MSCI ACWIの年率期待リターンは約4〜7%程度とされている。
⑥S&P500の年率期待リターンは約5〜8%程度とされている。
⑦長期(15年以上)の保有で、過去データでは損がない。
⑧MSCI ACWIは世界に投資、S&P500はアメリカに投資、どちらが良いかは個人の好み。
記事を見て『投資をやってみよう!』と思った人は、まずは証券口座を開設しましょう。
カントクおすすめの証券口座は、SBI証券
です‼
今回はここまで!
MSCI ACWI指数もS&P500指数もどちらも素晴らしい指数です!
インデックスファンドは長期投資が前提!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!