日経平均株価が大幅に下落してるよ…
カントクどう思う?
ん〜?
別にどうも思わないかな〜
それよりもコーヒーでも一緒に飲もうよ!
なんでそんなに余裕なの!?
僕は長期投資家で、デイトレーダー(1日売買)やスイングトレーダー(2,3日〜数週間売買)じゃないから短期の上げ下げは気にしてないんだ。
『日経平均株価』2024/8/2〜8/5の推移
【8/2の日経平均株価】
8/2の日経平均株価は、終値で35,910円でした。
【8/5の日経平均株価】
8/5の日経平均株価は、終値で31,458円となり、8/2から土日を挟んで8/5の日には、4,452円(12.4%)も下がりました。
1987年に起きた米国株急落が世界に飛び火した『ブラックマンデー』の時の下落額3,836円を超えて過去最大の下げ幅となりました。
日経平均の下落幅は過去最大1位で、下落率でも歴代2位になっています。
やっぱり酷い暴落だ…
早く売った方がいいのかな?
質問だけど、もしも投資タイミングを読んで売買したい場合は、どういうタイミングで買ったり売ったりしたい?
それは安い時に買って、高くなったら売りたいよ!
ってあれ?
気がついた?
本当は今株価が暴落しているなら、安くなってきたタイミングなんだから買い時なんだよ。
それなのに、周りに流されて早く売らないと!って思うのは、矛盾してると思うんだ。
バーゲンセールを心待ちにしている人たちのために売る必要なんてないんだよ。
それにインデックス投資家は『何もしない』っていうのが正解だよ!
タイミングを読んで売買することをせずに、淡々と投資をしていこう!
日経平均株価下落の理由
日銀の追加利上げによる円高ドル安
7/31に日銀金融政策決定会合があり、その場で追加利上げを実施を決定した。
そしてさらなる利上げの可能性についても言及したことで円高・株安になりました。
翌日の8/1には、アメリカの『FRB』(日本における日銀と同じ組織)・連邦準備理事会にパウエル議長が会見で、早ければ9月からの利下げを決定する可能性があると言及しました。
それに伴い、一気に円高・ドル安に進みました。
円高・円安・ドル高・ドル安が株価に与える影響がよく分からない…
為替が株価に与える影響などは、別テーマで解説するね!
アメリカの景気減速懸念
アメリカの経済指標が発表されましたが、市場の予想を下回っていました。
さらに2日に発表されたアメリカの雇用統計も市場の予想を下回ったため、アメリカの景気が後退する(リセッション=景気後退)懸念が高まり、株価が急落しました。
売りが売りを呼ぶ
日本の景気が悪くなったから株価が下落したという訳ではなく、様々な要因が重なり売りが売りを呼んで株価が下げ止まらなくなったと予想します。
まとめ
8/6の13:12頃で、日経平均株価は+3,228円(10.26%)ほど復活しています。
今後の相場が上がるか下がるかは誰にも分かりません。
長期投資家であれば、ニュースやSNSに振り回されるのではなく、最強の投資戦術である『何もしない』を続けましょう。
もし、この下落で心がドキドキするならリスク許容度を見直しましょう。
暴落はバーゲンセール!今まで高かった株価が下がり買いやすくなります。
ただし、インデックス投資家はタイミングを図る必要はありませんので、淡々と続けていきましょう。
記事を見て『投資をやってみよう!』と思った人は、まずは証券口座を開設しましょう。
カントクおすすめの証券口座は、SBI証券
です‼
今回はここまで!
短期的な下落はよく起こる!
『バイ・アンド・ホールド』戦略を続けましょう!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!