投資は種類が多すぎて、違いがよく分からないよ…
確かに多くてよく分からないよね。
大まかな違いについてまとめたので、一緒に見ていこう!
伝統的資産と呼ばれている5つ『株式・債券・不動産・コモディティ・預金』に限定して解説するよ!
その中でも今回は『株式・債券』についてのザックリイメージを掴もう!
株式投資について 《リスク度:高》
株式とは株式会社が資金を調達するために発行する『証券』のことです。
株式を購入するということは、その会社の株主になり会社の一部を所有している状態になります。
発行元の企業の業績が良くなり株価が上昇することで、売買差益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)を得られる可能性があります。
また配当金ではなく、自社のサービスや商品を受け取れる優待券を提供している場合もあります。
上場している企業であれば、基本的にどこの企業の株式も証券取引所を通じて買うことができます。
上場って言葉は聞くけど、よく分からないんだよね…
上場企業と非上場企業の違いは、株式を公開して証券取引所で誰でも売買できる状態にしているかの違いだよ!
株式を公開するとどんなメリットがあるの?
株式を公開することで、誰でも売買できるため企業はより多くの資金を集めることができるんだよ!
企業が上場するには厳しい基準をクリアする必要があるので、上場することで会社の信用も上がるんだ!
株式の特徴
ハイリスク・ハイリターン
投資の世界において、リスクとは『リターンの振れ幅』のことを言います。
危ない!という意味ではないんです。
リスクが高いということは大きく上がる可能性もあるけども、大きく下がる可能性もあるということです。
流動性が高い
流動性が高いとは、いつでも売買できる状態ということです。
反対に流動性が低いものの代表例だと不動産があります。
不動産は売りたくても直ぐにお金にすることができないので、流動性が低いということになります。
配当金や優待券がもらえる
株式の所有株数に比例して分配金や優待券が年に1回や2回などもらえます。
業績によっては一切もらえない可能性もあります。
インフレに強い
インフレが起きると、物やサービスの値段が上がっていきます。
そのため相対的にお金の価値が下がってしまいます。
〈例〉今まで100円で買えていたハンバーガーがインフレで120円になり、今までより20円多く出さないと買えなくなってしまうような状態が、インフレで物価が上がりお金の価値が下がった状態です。
企業はインフレが起きると、自社のサービスや商品の価格を上げることで利益増加が見込めます。
そのためインフレしても企業の利益が増加するため、株式の価値も上昇しやすいのです。
最近物価が上がってきているのに、給料が上がらなくて困っているよ…
『r>g = 株などからのリターン>労働の賃金伸び率』が今の世の中なので、インフレに強い資産を持つことが大事になってくるよ
債券について 《リスク度:低》
債券とは、国や地方公共団体や企業などが資金調達のために発行する『借用書』です。
つまり『債権を買う=お金を貸す』ということです。
国が発行すれば『国債』、地方公共団体が発行すれば『地方債』、会社が発行すれば『社債』になります。
債券の特徴
ローリスク・ローリターン
債券は、ローリスク・ローリターンと言われていますが、貸付先によって変わってきます。
貸付先が債務不履行(デフォルト)になればお金は返ってきません。
国などは破綻する可能性が低いので、米国や日本の長期国債は無リスク資産とも呼ばれます。
ただし、安全性が高い分リターンも控えめになります。
債務不履行(デフォルト)は、もうお金返せませーん(泣)ごめんね…っていう状態だよ!
満期まで保有すれば額面金額が返ってくる
1年満期や10年満期など様々な債券が発行されており、債券を購入した人は満期まで持っていれば債券を購入した金額が返ってきます。
また、満期途中でも購入した債券を売買することがきます。
株価同様に債券価格も日々変動しているため、買ったとき以上の価格で売買できる可能性もあります。
利息がもらえる
債券を保有している期間は、利息が受け取れます。
どの程度の利息かは購入した債券によって異なります。
流動性が高い
株式同様に、債券も流動性が高い資産になります。
記事を見て『投資をやってみよう!』と思った人は、まずは証券口座を開設しましょう。
カントクおすすめの証券口座は、SBI証券
です‼
今回はここまで!
今後投資を始めるうえで、どんな投資商品を買うのかのイメージを掴んでおくことは非常に大事だよ!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!