伝統的資産と呼ばれている5つ『株式・債券・不動産・コモディティ・預金』に限定して解説するよ!
その中でも今回は『不動産・コモディティ・預金』についてのザックリイメージを掴もう!
不動産について 《リスク度:中》
不動産は比較的イメージがしやすいと思います。
直接不動産を購入して、家賃収入や売買差益(キャピタルゲイン)で利益を得る投資商品になります。
不動産の特徴
ミドルリスク・ミドルリターン
不動産そのものが高額で、現物の購入には数百万以上のお金が必要になります。
ただし、銀行から融資を受けて自分の資金の何倍ものお金を動かして(レバレッジをかけて)不動産投資をすることが可能です。
レバレッジは直訳して『テコの原理』だよ。
少ない自己資金でも、お金を借りたりすることで大きな取引をすることができるんだ!
流動性が低い
株や債券のように直ぐに現金化することができないので流動性は低いです。
家賃収入が得られる
銀行から融資を受けている場合は返済もあるため、満額自分の手元には残りませんが、毎月お金が入ってくるのは不動産投資の大きな特徴になります。
インフレに強い
インフレが起こると不動産価格も上昇するため、インフレに強い資産と言えます。
管理手間がかかる
管理会社に任せると手数料が発生するため、手元に残るお金が減ってしまいます。
自分で部屋の修繕をしたり、入居者の募集や部屋のクリーニングなどを行えるバイタリティ溢れる人には向いている投資になります。
コモディティについて
コモディティという言葉を聞き慣れていない人も多いと思いますが、代表的なものは『金』になります。
石油や貴金属や農作物などの商品がコモディティという大枠の中に入ります。
コモディティと聞けば『金』のことだと覚えておいて良いと思います。
コモディティの特徴
金などは不況時に値上がりする
金は世界共通で需要があるため、紛争や経済危機などがあると金が買われて値上がりしていきます。
基本的に現物の金は売買差益(キャピタルゲイン)のみで、配当金(インカムゲイン)はない
現物の金は何かを生産して利益を上げているわけじゃないから配当はなく、そのものの価値が評価基準になるよ!
インフレに強い
インフレが起こると、金の価格も上がるためインフレに強い資産になります。
預金について
え!?預金って投資なの!?
あまり実感がないかもしれないけど、銀行に預けて利息で増やそうとしているよね?つまり立派な投資なんだ
預金の特徴
インフレに弱い
預金はインフレに弱い資産になります。
銀行に預けていても物価上昇率以上に利息で増える可能性は限りなく低いです。
流動性が高い
好きな時に引き出せて使うことができるため各資産の中で1番流動性が高いです。
まとめ
伝統的資産と呼ばれている5つ『株式・債券・不動産・コモディティ・預金』について解説しました。
他にもFXや仮想通貨など様々ありますが、初心者は手出し無用です!
株式が最高で、預金はダメだ!ということではなく、それぞれの特徴を理解して資産配分を行うことで、リスクを上手く下げつつリターンを狙うことができます。
あれ?投資信託って聞いたことあるんだけど、あれは投資じゃないの?
投資信託も立派な投資だよ!初心者に向いている投資手法になるんだ。
次回は投資信託の仕組みについて解説するよ!
記事を見て『投資をやってみよう!』と思った人は、まずは証券口座を開設しましょう。
カントクおすすめの証券口座は、SBI証券
です‼
今回はここまで!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!