インデックスファンドは、指数(インデックス)に連動することを目指す投資信託(ファンド)だよ!
インデックスは指数?なにそれ・・・
インデックスファンドは、初心者向けなのにプロ以上の成績が出せる可能性が高いんだ!
パッシブ型とも呼ばれたりするよ!
インデックスファンドとは
指数(インデックス)に連動することを目指す投資信託
指数には様々な種類があります。
代表的な指数の例について一部紹介します。
- 日経平均株価
- TOPIX
- S&P500
- ダウ平均
- MSCI ACWI など
それぞれの指数は、特定の銘柄群の値動きをギュッとまとめたものです。
《例》日経平均株価は、東京証券取引所に上場している企業の中から、選ばれた225社の平均株価推移を表す指数になります。
通称日経225などとも言われたりします。
日経平均株価と同じ動きを個人で目指すなら、日経平均株価と同じ225社の株を買えば実現できますが、膨大な費用がかかります。
そのため投資信託(ファンド)の仕組みが役に立ちます。
少ない資金でも、指数に連動したインデックスファンドを買うことで、間接的に多くの企業に投資することが可能です。
どの指数に連動したインデックスファンドを買うかで、リスクは変わってきます。
運用コストが低い
運用のプロは、ベンチマーク(目標指数)が構成している銘柄と同じ銘柄を購入するだけでいいので、企業分析などの手間が省けるため、低コストで販売できるのです。
運用コストが低いため、長期投資に向いています。
市場平均並みのリターンが期待できる
指数に連動するため、市場全体の動きに沿ったリターンが得られる可能性があります。
《例》日経平均株価が1年で5%の利回りだった場合、自身が購入した日経平均指数連動のインデックスファンドも1年で5%程度のリターンが得られます。
※実際は、運用コストがあるため、全く一緒のリターンではなく少し下がります。
インデックス投資は『人類の発展にかける投資』
60年前より30年前、30年前より現在のほうが便利な世の中になっているように、今後も市場全体は発展していくことに賭ける投資になります。
しかし、今後も発展していくのか?という点が疑問になります。
過去200年の主要な資産クラスの推移の状況資料です。
見て分かる通り、株式は1801年に1ドルを投資した場合、5,400万ドルまで増えました。
続いて債券やゴールドに関しても大きく伸びていますが、株式ほどではありません。
大事なことは、数年単位だと株価は下落したりすることもありますが、超長期で見れば経済(株式など)は成長し続けているということです。
紹介したのはアメリカのデータですが、どこの国に置き換えても似たような話になります。
日本でも去年一昨年と今年を比べても成長の実感はないかもしれませんが、50年前,100年前より生活環境が良くなっていることは実感できると思います。
自動メンテナンス機能がある
指数を構成している銘柄は常に同じではなく、調子が悪い銘柄が排除され、調子の良い銘柄が新たに組み入れられています。
それに合わせてインデックスファンドも構成銘柄を変えていくため、投資家自身はなにもしなくても自動メンテナンスされます。
市場の平均かぁ〜…もっと高いリターンがでるインデックスファンドはないの?
インデックスファンドにはもう一つ種類があって、『アクティブファンド』があるんだ。
『アクティブファンド』は指数を上回る成績を目指すファンドなんだよ。
アクティブファンドとは
指数(インデックス)を上回る成績を目指す投資信託
ファンドマネージャーと呼ばれるプロが、独自に調査・分析して市場を上回る銘柄を選定して投資します。
運用コストが高い
ファンドマネージャーが独自の調査・分析を行って銘柄選定する分、コストは高めになります。
市場平均以上のリターンが期待できる
インデックス投資より大きなリターンを得られる可能性があります。
アクティブファンドの方が、多少コストがかかっても、大きなリターンが狙えそうだしいいかも!
それが…不都合な真実として、多くのアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないんだ…
え!?なんで!?
それはね、ファンドマネージャーが一生懸命調査して銘柄選定しても、確実に成長するわけではない。
そして、そのファンドマネージャーが頑張分、手数料が高くなってリターンが出ても手数料が食べてしまう事が多いんだ…
10年単位で見ても、インデックスファンドに勝てるアクティブファンドは、20%くらいなんだ。
20年,30年単位だと10%もないと言われているよ。
ただ、10%のアクティブファンドはインデックスファンドに勝っている事実もある!
10%の勝てるアクティブファンドを見つけるか、90%はアクティブファンドに勝てるインデックスファンドを買うか…
だから初心者には、インデックスファンドがオススメだと言っているんだよ!
なるほど〜
まとめ
インデックスファンドとは
①指数(インデックス)に連動することを目指す投資信託(ファンド)
②指数は特定の銘柄群の値動きをまとめたもの。
③指数の構成銘柄と同じものを買うので、企業分析の手間が省けて低コストで運用できる。
④市場平均並みのリターンが期待できる。
⑤インデックスは『人類の発展にかける投資』
⑥自動メンテナンス機能を備えている。
アクティブファンドとは
①指数(インデックス)を上回る成績を目指す投資信託(ファンド)
②プロが独自の調査・分析をする分コストは高め
③市場平均以上のリターンが期待できる。
④長期で見るとインデックスに90%は負けてしまう。
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です‼
今回はここまで!
インデックスファンドの市場平均並みのリターンを侮るなかれ!
今後もお金に働いてもらうための知識を身につけていこう!